通信制大学を利用するメリットと大学の選び方

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学生の頃ならばともかく、大人になり社会に出て働くようになると、自由な時間を作ることが難しくなります。仕事熱心でスキルアップを志し、資格の取得を目指すような方もいると思いますが、なかなか勉強時間を確保できないという方も多いでしょう。

そのような場合、重要となるのは勉強効率です。短時間であっても、質の高い勉強ができれば、忙しい中でも資格を取ることができます。

では、効率的に勉強するにはどうすれば良いでしょうか?そのための方法として、こちらでは通信制大学を利用することをおすすめします。

通信制大学とは?

PCを使って学習する女性

一般的に大学と呼称される4年制大学や短期大学は、施設に赴いて講義を受けます。しかし、通信制大学は、自宅での学習が中心になります。送られてくる教材を使い、自由な時間に勉強を進めます。

「それでは参考書を買って勉強するのと変わらない」と思う方もいるかもしれません。しかし、通信制大学は、参考書を購入しての独学とは大きく異なる部分があります。必要に応じてスクーリングの授業や実習を受けられる点です。

スクーリングは、通学制大学の講義のような、教員による直接の授業のことです。通学制大学の講義と異なるのは、常に受けられるわけではなく、年に何回と決まった回数しか開催されないということです。

しかし、分からない部分を教員に直接聞くことができるため、学習内容を理解するために役立ちます。スクーリングは、社会人でも時間を作って通いやすいように、休日や祝日、連休の時期に開催されるケースが多いです。

スクーリングの他に、通信制大学を利用するメリットとしては、卒業することで一部資格を取得できることや、大学卒業が条件となる資格の取得試験を受けられるようになることが挙げられます。これは独学ではどうにもならないので、通信制大学を利用するとても大きなメリットと言えます。

通信制大学は、効率的に勉強したい方のほかに、条件を満たしておらず資格を取得するための試験が受けられないと困っている方にもおすすめです。

通信制大学の選び方

通信制大学を利用する時は、まず自分が何を学習したいかをはっきりさせることが大切です。大学により学べることや取得を目指せる資格に違いがあります。自分の希望にあった資格を目指せる大学や学部を選びましょう。

例えば、こちらの東京の通信制大学では、ITに関係するスキルを身につけることができます。資格でいえば、卒業によって社会調査士や情報処理士の資格を取得できます。この他に、ITパスポートや基本情報技術者、個人情報保護士など、IT社会で活躍できる複数の資格の取得を目指し、学習をすることができます。

目指す資格が決まったら、学習環境が充実しているかどうかも調べましょう。先ほど例に挙げたスクーリングや実習が可能であるかはもちろん、大学によりサポート体制も異なるため、よく確認しましょう。

特に、初めて通信制大学を利用する場合、履修関係で悩む方が多いため、履修に関する相談ができるかどうかは大きなポイントと言えるでしょう。